北丹沢12時間山岳耐久レース
院長の入江です。
7月8日(日)、「北丹沢12時間山岳耐久レース」という大会を走ってきました。
このレースは山岳耐久という名前がついているだけあって、3つの山を越えて、44.24Km先のゴールまで制限時間12時間以内に目指すという大会です。
スタートは午前6時30分。相模原市緑区青根にある青根緑の休暇村センターがスタートでゴールとなります。
そのため家を出たのは4時、会場には5時に着いて準備しました。
天候も良く、暑いくらいで心配しましたが、山間を走るだけあって涼しく走れました。
ただ前日、前々日と雨が降っていた影響で所々で雨水が川のようになって流れていました。
第一の難関、県境尾根分岐までは高低差がほぼ1,000m。
上っても上ってもひたすらのぼりが続きます。
足は痛くなるし、腰まで疲労を感じてきました。
最初から心が折れまくってます。
始まったばかりなのにリタイアも頭によぎりました。
ただ、もう少しだけ、もう少しだけと。
気持ちを振り絞って少しでも先へと足を動かし続けました。
上り切った後は感慨に耽っている暇もなく下りが始まります。
上りと比べると、まさに転げ落ちるような速さで下っていくのですが、すでに前腿の筋肉が悲鳴を上げている状態で、思ったようにスピードが出ません。
後ろから何人ものランナーに抜かれました。
下りきったところに最初の関門があります。
足きり時間はスタート後4時間30分ですが、なんとか3時間21分でクリアすることができました。
エイドで水分を補給した後、また走り始めました。
少し上った後、今度はだらだらと下ります。
下りきったところが第二関門。
ここでは6時間の制限時間に対して5時間16分に到着。
最後の難関はさらに823mを上ります。
何でこんなつらい思いをわざわざしてるんだろうと自問し、頭の中で「もう無理!もう無理!」と唱えながら、少しずつ歩を進めたり休んだりしながら、上りの頂に着きました。
ここからはゴールまでの下りですが、すでに足は限界に近く、慎重に転ばないように走ったので、スピードも出ません。
麓に近づき、日差しが強くなり気温も上昇する中、8時間35分で、なんとか自力でゴールすることができました。
(50歳~59歳の部の201人中121位 完走率 79.1%)
フルマラソンの比じゃないくらい滅茶苦茶きつかった…。
でもゴール後、不思議なことに、また来年も走りたいと思ってる自分がいました(笑)。
院長